JBoss Windowsサービス実行

JBoss の小ネタを紹介します。
JBossをWindows でサービス実行するには JBoss Native を使用します。
以前は JavaService (http://forge.ow2.org/projects/javaservice/) を使用することが多かったのですが、JBoss4.2以降は推奨されなくなりました。
2.3.5. Microsoft Windows 上でサービスとして実行

JBoss Native にREADMEが付いていますが、少し不親切なので説明したいと思います。

Windows32bitであれば、jboss-native-2.0.8-windows-x86-ssl.zip をダウロードします。

適当なディレクトリにアーカイブを解凍します。
解凍した binディレクトリのファイルを全てJBossのbin ディレクトリへコピーします。

続いて service.bat を編集します。
サービス名および、サービスの説明を必要があれば変更します。

set SVCNAME=JBAS50SVC
set SVCDISP=JBoss Application Server 5.0
set SVCDESC=JBoss Application Server 5.0.0 GA/Platform: Windows x86

JBoss Native ではサービスから起動される際も run.bat が呼び出されます。
使用するサービス設定(-c) やバインドアドレス(-b)の設定を変更します。

call run.bat < .r.lock >> run.log 2>&1
        ↓
call run.bat -c abc  -b 0.0.0.0 < .r.lock >> run.log 2>&1

service.bat 編集が完了したら、サービスを登録します。

JBossのbinディレクトリへ移動したら、下記コマンドを実行します。

c:\> cd  \jboss\bin
c:\jboss\bin> serivice.bat  install

サービスが正常に登録できたかたどうか、サービス一覧を確認します。
サービスを選択して開始するか、netコマンドでサービスを開始します。

c:\> net  start  JBAS50SVC